認定看護師
認定看護師とは、社団法人日本看護協会が定める認定看護師認定試験に合格したもののことをいいます。
これは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践ができるもののことを指しています。
いわば、看護師のスペシャリストということですね。
医療現場に多くの問題が起き、さらに高齢化の増加に伴って、認定看護師の需要はより高まってくると予想されています。
認定看護師の担う役割としては、まずは看護師の本分である水準の高い看護の実践です。
ただし看護をするのは、患者さん本人だけにとどまらず、家族や集団に対する看護も行なうことになります。
また他にも、看護職に就く方に対する指導や、コンサルテーションも職務内容になります。
これらをまとめて、認定看護師は看護師として「実践・指導・相談」のスペシャリストになると言われています。
認定看護師は、看護師のスペシャリストといわれるだけあって、なるのも簡単ではありません。
認定看護師認定試験を受けるための受験資格として必要とされる条件も、高度なものばかりです。
まずは、認定看護師になるための教育を受けるという点においては、6か月以上の連続した昼間の教育を受けていることが原則的となっています。
子供は親の背中を見て育つと言いますが、看護師になった私は正にそうです。看護師求人にかける思い
看護師の業務内容としては、疾病の予防や健康の維持増進を目的とした教育というものもあります。医療従事者の看護師
臨地実習は200時間以上
教育時間数としては、総時間は615時間以上、共通科目は105時間以上、専門基礎科目と専門科目に時間規定はありませんが、学内演習及び臨地実習は200時間以上と定められています。
そして、看護師の資格取得後、実務研修を5年以上受けており、そのうち通算で3年以上は、特定の看護分野での実務研修を経験していることとなっているのです。
これらの経験を経て、初めて認定看護師の受験資格を受けられるようになるのですが、この認定看護師の試験というのも簡単なものではありません。
一般問題20問、状況設定問題20問の計40問、マークシート方式で四肢択一の試験取っており、配点は一般問題50点、状況設定問題100点の、計150点満点となっています。
また、看護師免許と違い、1回この試験に合格したからといって永続的に認定看護師の資格が有効になるというわけではありません。
これは、認定看護師に更新制度を義務付けることによって、認定看護師の高い質を維持させようというものなのです。
認定看護師の更新条件としては、看護実践時間が2,000時間以上に達していることや、制度委員会で定めた学会や研究会への参加や発表、また雑誌発表など、自己研さん実績が規定の内容で50点以上に達していることというものになっています。
そして、もし更新することが出来ず認定看護師の資格をいったん喪失してしまったら、再認定審査というものを受けなければなりません。
こういった厳しい審査を通っているため、認定看護師の看護水準は高く、信頼しうるものとなっているのです。
なお、現在認定看護師が活躍する分野としては、次のような分野があります。
かん化学療法看護、がん性疼痛看護、感染管理看護、緩和ケア、救急看護、手中ケア、手術看護、小児救急看護、新生児集中ケア、摂食・嚥下障害看護、透析看護、糖尿病看護、乳がん看護、認知症看護、皮膚・排せつケア、不妊症看護、訪問看護、脳卒中リハビリテーション看護、がん放射線療法看護。
どの看護領域でも、今後さらに認定看護師の増加が期待されている分野となっています。